ワインがもっと美味しくなる話

美味しいワインを多くつくる工夫があった


Posted by Akira Masuda on Thu, Oct 18, 2018
Tags wine

高級なワインはコルクでわかる?

ワインが好きで折を見てソムリエの人の話を聞いたり、調べたりしているのですが、その中でも面白かった話をいくつか。

高級なワインは長期に熟成できるようコルクを長くしています。長いコルクを差し込むことで密閉性を上げていたわけですね。

とはいえ、「なら、完全密閉できるキャップのほうがよくない?」というのはそのとおりで、生産技術が日進月歩しているワインの世界で、コルクの意義が今問われています。

そのうち、コルクのワインは「そんな時代もあったね」と言われているかもしれません。

参考

高級 ≠ 美味しい

これもよく言われる話ですが、ワインの値段は必ずしも美味しさでは決まりません。むしろ、その生産量(希少さ)が大きなファクターを占めます。

ワインの飲み比べをしたことがあり、一本 1.5 万円のワインと 1000 円のワインを比較したのですが、正直、どちらとも差こそあれ、美味しいワインでした。

安い方のワインは後々イエローテイルだと教えてもらったのですが、イエローテイルは年間 9000万本近く飲まれているのに対し、高級ワインとして有名なロマネ・コンティは年間 5000本しか生産していません。

また高級ワインではぶどうを育てる際に木を適度に間引きしているのに対し、大量に生産されるワインはぶどうを大量に必要とするため、ワインを作る際に様々な工夫を行っています。

その一つに、オークチップと呼ばれる樽の砕いたものをワインに投入することで、樽の香りをワインにつける(しかも衛生面に気をつけやすく)ことができます。 また色についても色素を加えて統一した深みのある色にしたりと品質の均質化に余念がありません。

そのため、テレビ番組であるような「どちらが高級ワインか当てるクイズ」というのは、乱暴に言えば「生産量が少ない、プレミアがある」という違いで、美味しさという比較となっていないわけです。(もちろん、味の奥深さ、渋みの味、香り、色の違いで分かるのでしょうが)

参考

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