ゲーム界のトップに立った天才プログラマー

好きなことをしていただけです


Posted by Akira Masuda on Wed, Aug 24, 2016
Tags game, book

任天堂の元社長・岩田聡さんの記録

2015年に急逝された任天堂の社長、岩田聡さんの主に高校・大学時代をつづった書籍で、こちらも Kindle Unlimited で読むことができます。 世界中で愛されるゲームを作った岩田さんがどういった人生を送ってきたのかを知ることができます。

好きなことをずっとやっていたらこうなった

高校時代から電卓をプログラミングして野球ゲームなどを作成していた岩田さんは、大学受験も得意(好き)だった数学と物理が重視される東京工業大学へ進学します。 大学時代も高校時代から培っていたプログラミングのスキルを活かして大手企業からのシステム構築を請け負い、当時学費が年間18万円の時代に150万円も収益を得ていたそうです。

印象的なのはプログラミングを愛する岩田さんがひたすらプログラムを書いていたかというとそうではなく、高校時代は3年間バレーボール部で汗を流していたことです。 ゲーム作りに没頭するかたわら、集団行動を強いられることの多い運動系の部活動も続けていたという方は意外に珍しいのではないのでしょうか。

岩田さんの出身校である札幌南高校の同窓会にも寄稿し、時間を見つけては二次会に顔を出していた岩田さんは、「高校時代において、プログラム電卓との出会いとバレーボール部での経験が社会に出てから役立っている」と述べています。 世界的なゲーム会社を経営するためには、モノを作ることだけでなく、チームで何かを達成する、周りに驚きを与えるといったことにも楽しみを見出せる人でなければならないのでしょう。

天才と呼ばれることの多い岩田さんはご自身では「天才ではなく、好きなことをずっとやっていただけだった」と述べられています。 その熱中できるほど好きなことを常人は見つけられないのですが、常に自分を省みて、自分が好きだと思えることを一つずつ見つけていくしかないのでしょうか。

そんなことを考えさせられる一冊でした。

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